飲食店開業支援
01 店舗の構想づくり
どんなお店にしたいのか、どんなお店を目指しているのかを具体的にイメージし、
店舗の構想づくりを行います。

- お店を具体的にイメージ
どんなお店にしたいのか整理し、目指しているお店の姿をあなた自身が明確にイメージすることから、お店づくりが始まります。
そのお店では何ができて、何を買うことができるのか?
たとえば、コーヒーを販売する店でもいろいろな提供の仕方があり、「いつ」、「どこで」、「誰と」使いたいか?
というお客様の思いに対し、しっかりとアピールすることが重要です。
その足がかりとして「場所から」「商品から」「サービスから」など、「発信する核(=手持ちの駒)」を意識して考えるとより一層具体的に業態開発ができます。
- 飲食店を始めようと思った動機
- 将来どんなお店にしたいかというビジョン
- 理想としているお店

- 企画書のご提案
- 商品開発のご提案
- サービスのご提案
- オリジナル業態をパッケージでご提案
02 コンセプトメイキング
お店の「こだわり」「強み」がお客様にすぐにお分かり頂けるよう8つのポイントを
もとにしてコンセプトをまとめます。

- こだわりや強みを明確に
他店との差別化をはかり、魅力をよりアピールするためにはコンセプトやストーリーが重要です。
コンセプトは、その店舗がその店舗である理由、お客様にとってその店舗が必要な理由、存在意義と言ってもよいでしょう。
繁盛店では時に指針として、時にお客様へのメッセージとして活用されることも多く、「すべてのひとに」「分かりやすく」表現することが求められています。
8つのポイント(ターゲット、立地条件・物件概要etc…)をもとに強みとなる部分を一緒に探っていきます。
- ターゲット
- 店舗デザイン
- 立地条件・物件概要
- ドリンク・フードメニュー
- 客単価
- 接客・サービス
- 販売促進
- 利用動機

- 企画書のご提案
- キャッチコピーのご提案
- コンセプトを反映したアイテムのご提案
03 商圏・立地の選定
立地と物件の選定はお店の売上を左右する重要な要素です。
ターゲットの顧客層に合わせ慎重に行いましょう。

- 立地や物件で売上が変わります
立地と物件はとても重要な要素です。物件要素により売上が大幅に左右されます。お店の成功とはお客様に来店していただき、その上で採算がとれてはじめて成功と言えます。その中で物件費は損益上で大きな比重を持っています。
この段階の失敗は後からの挽回が効かないため物件・立地の選定は充分に調査をした上で慎重に行いましょう。
万が一希望に合う物件が見つからない場合は根気よく待つことも戦略のひとつです。
- 出店したい候補地の選定
- オーナーとのやりとり
- 競合店・商圏上の調査
- 居抜き物件の注意点
- 物件の外部・内部の状態
- 家賃・契約料
- 契約条項
- 視認性

- 出店エリアの顧客層の調査
- 出店エリアの競合店の調査
- 不動産業者のご紹介
- 希望立地の空き物件の調査
- 物件のチェックポイントを調査
- 家賃交渉
04 事業計画・資金調達
安定した経営のために、実現可能な計画に基づいた事業計画書を作成しましょう。
資金の借り入れを行う場合、事業計画書の作成は必須です。

- 面倒な書類作成をお手伝いします
国民生活金融公庫や信用保証協会付などの公的な融資を得るために必要な、効果的な事業計画書を作成いたします。
もちろん、絵に描いた餅では意味がないので、実現可能な計画書にするため、クライアント様との綿密な打合せが必要となります。
しっかりと考えられた事業計画は、融資や運営上の理由はもちろん、様々な場面で必要となってきます。
仕入原価、家賃や光熱費、人件費などの経費支払い、目標とする売上や利益など、店舗運営を数字で分析し、軌道修正や評価、先々の準備などにも使用します。

- 事業計画の作成
- 店舗運営の収支計画のチェック
- 税理士のご紹介
- 融資交渉を進める上でのアドバイス
05 店舗設計・デザイン
お店づくりには多額の費用がかかります。信頼のできる設計・施工会社を選び、完成後に後悔が無いよう納得がいくまで相談を行いましょう。

- 店舗のイメージはここで決まります
多額の費用を必要とするお店づくり。
設計や施工の会社を慎重に選び、イメージをしっかり伝え納得がいくまで相談を行います。
内外装のデザインは、来店の動機やお店のイメージ醸造において、非常に重要なポイントとなります。
商品やサービス、コンセプトとバランスの取れたインテリアで、お店のイメージをアピールし、お客様に少しでも大きな満足を与えなければいけません。
また、コストパフォーマンスを考慮するのが非常に難しい部分であり、「格好の良さ」ばかりを追求していると、 出店のコスト回収が非常に長期間になり、店舗の運営を圧迫する場合もあるので、特に注意が必要です。
物件探しと同時に行うと、物件に対する出店コストも概ね測定できるので、効率的です。
- 信頼できる業者かどうか
- イメージの伝達・具現化ができているか
- 予算とのバランス
- 内装・外装の工事の日程・進捗

- 設計・施工業者のご紹介
- 工事の現場管理
- 見積内容の適正化
- 追加工事などの業者との交渉
06 フード・ドリンクメニュー計画
コンセプト・ターゲット・自店の「ウリ」を明確にし、料理とドリンクとの相性等を総合的に検討した上で、原価率の算出のもとメニュー構成を計画します。

- 「ウリ」となるメニューを考えます
メインメニューがお客様に与えるインパクトは重要です。
お店のコンセプト・ターゲットの求める味・お店の「ウリ」を明確にし、お店のイメージから一貫したメニューづくりを行いましょう。
「和食」「洋食」などの大きな分類から細分化を行い、原価率・ドリンクとの相性等様々な要素を取り入れ最適なメニュー構成を計画します。
客単価・原価を支える大きな柱となるドリンクについてもマーケット平均などから適正価格の算出を行います。
- お店のメインとなる料理
- 目標客単価に沿った価格決定
- 原価を元に全体バランスを考慮した利益率

- マーケット平均からの適正価格の算出
- トレンドに合わせたメニュー開発
- 利益率を考慮したメニュー構成
- ユニークなメニューの考案
07 仕入れ・備品・手配計画
良い食材、良い備品の調達には、良い仕入れ会社と組むことが重要です。
共に良い物を探していく関係づくりが大切です。

- 食材次第で料理の味も変わります

- 運営がスムーズに行える備品を
利益を考え、原価計算の元となる食材選びは慎重に行いましょう。
同じ食材を扱っていても、価格や条件が違ったり、他では手に入らない食材を取り扱う業者など、仕入れられる材料が、メニューに影響を与える場合が多くあり、この段階では、幅広い情報収集が重要となります。
- ■ 仕入先選定のポイント
-
- ・相見積もり
- ・受注への対応
- ・食材サンプル
- ・取引条件
- ・経営の安定性
- ・営業サポート 等
- ■ 用意すべき主な備品
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- ・レジスター
- ・調理器具
- ・タイムレコーダー
- ・食器
- ・伝票
- ・メニュー
- ・カスターセット
- ・清掃道具
- ・制服 等

08 厨房設備
機能・レイアウト・予算等を検討した上で、全体のバランスや作業動線を考慮し、使いやすさを追求し、開業後の困ることのないようにします。

- 飲食店の心臓・厨房設備
- ■ 厨房作りの基本ステップ
-
- ・基本プラン
- ・設計、施工
- ・機器の選定
- ・備品類の収納場所の確保
- ・作業動線による効率性
- 店舗面積とキッチンスペースの割合
- 設備の価格
- 必要な設備の算出

- 設備業者のご紹介
- 作業動線の確保
- 必要な設備の算出
- レイアウトのご提案
09 営業許可
開業の際に必要な営業許可を事前に確認し、店舗完成に遅れないよう取得しましょう。

営業開始のために必要な許可申請は、店舗の完成10日前には済ませます。
- ■ 営業に必要な各種許可及び検査
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- ・営業許可書
- ・施設完成検査
- ・防火管理責任者
- ・食品衛生責任者の専任申請
- ・労働保険の加入
- ・社会保険の加入

- 必要な許可・検査の算出
- 提出書類の作成補助
- 検査時必要事項の再確認
10 採用計画・従業員教育
募集を行い、採用したスタッフをしっかりと教育し、夢を共有することで長く勤めてもらうようにします。

- 店舗スタッフはお店の顔です
実際に店舗をオペレーションするスタッフを採用しましょう。
繁盛するお店には必ずよいスタッフが数多く在籍しています。
募集を行う前にまず必要な人員を決定し、募集媒体などに掲載しましょう。
採用後もしっかりとお店の方針や目標を共有することで働きやすく楽しい環境を構築しましょう。
開店直後は様々なトラブルが起こりますが共に乗り越えていくスタッフの確保はお店の運営上たいへん重要な要素です。
- 採用人数は最適か
- 正社員 or アルバイトの区分
- 出退勤など労務の規定
- 給与制度

- 募集媒体の選定
- 採用人数と役割の明確化
- 労務規定の作成
- 給与制度・手当などの作成
11 販売促進・宣伝計画
OPEN時の集客、OPEN後オペレーションに慣れてきた段階での集客などお店の段階に合わせた集客・宣伝活動を行います。

- お店のことを多くの人に知ってもらう
たくさんの人にお店に足を運んでもらえるよう販促・宣伝活動を行います。お店の段階により集客活動も様々です。
初出店の場合、開業時のOPEN販促はそれほど重要ではない場合もあります。そのような場合はサイレントオープンし、まずは全スタッフがオペレーションに慣れることが重要です。
その後ある程度オペレーションに慣れた段階で、クーポン券やフリーペーパー、広告媒体等で告知やリピーター獲得がベストです。
- 宣伝方法・広告媒体は適正か
- 集客効果があった場合のお店の体制は問題ないか
- リピーターが確保できているか

- 集客イベントの企画
- 予算に合わせた広告媒体の選定
- ノベルティグッズの企画制作・ご提案

開業を行う準備においてトータルなサポートだけでなく、各段階の部分的なサポートも行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。